2017年3月6日月曜日

ギリシャ数詞~水原

こんにちはアシスタントアドバイザーの水原です。

突然ですが、書くことが思いつかなかったので、今日は化学の話?を!


皆さん化学は好きですか?molの計算で挫折した人や、受験科目だけど暗記が多くてうんざりしている人が多いようなきがします。


でも、嫌いになるとますます出来なくなると思うので、自分が化学を勉強していて一番感動したことを書きます。

それは化合物の命名法で用いる倍数接頭辞です!

モノ・ジ・トリ・テトラ・.... みたいなやつです

化学を受験で使う人はもちろん覚えておかなければならないのですが、そうじゃないひともこれを知っておくとおもしろいですよ!

ギリシャ語に由来していて、モノ(mono)が1、ジ(di)が2という意味です。実は世の中にはこれを用いた言葉がいっぱいあります。
例えば、モノレールはレールが1本であることから来ていますし、ジレンマって言葉も2つのことで葛藤することから来ています。

ということでいくつか調べてみました。

1.モノ: モノクロ、モノトーン、モノポリ(某ボードゲーム、ポリはポリエチレンのポリで大きい数を表し、モノポリは一か八かといった意味合い)

2.ジ: ジレンマ  

3.トリ: トリプル、トライアングル

4.テトラ: テトラポッド テトリス(正方形が4つ使われています)

5.ペンタ: ペンタゴン(五角形の意味ですが、アメリカの国防総省もこう呼ばれてますよね)

8.オクタ: オクトパス(英語でタコのこと8本足から)

10.デカ: デカスロン(十種競技)、デカメロン(ジョヴァンニ・ボッカッチョによる物語集、十日物語とも訳される)

12.ドデカ: ドデカミン(某メーカーの清涼飲料水、7つのアミノ酸と、5つのビタミンが由来)


こんな感じです!他にもまだギリシャ数詞を由来にしている言葉はたくさんあるので調べてみると面白いかもしれません!

最後にひとつ カーボン・ジ・オキシドとは何でしょう?

環境系の英文でもよく見かけますね、カーボンをは炭素、オキシドは酸化をあらわしジは2でしたね

したがって「二酸化炭素」になります!