こんにちはアシスタントアドバイザーの水原です。
今日は8月4日「箸の日」なので、今回のテーマは「箸」です!
皆さんは「自分専用の箸」を持っていますか?
(いつも持ち歩いているかどうかということではなく、家で自分専用の箸を使っているかどうかということです。)
恐らくだいたいの人が「自分専用の箸」を持っているのではないでしょうか?
では、「自分専用のスプーン」を持っていますか?
これは持っている人の方が少ないですよね。
ちょっと不思議じゃないですか?どちらも用途は同じなのに
これは日本人が古来から持つ「穢れ」という概念が深くかかわっています。
昔から食事に使う箸や茶碗には、魂が宿るとされています。
それを他の誰かが使うことは「穢れ」という概念から嫌っていたんですね。
「穢れ」という言葉は「気」(ハレとケのケです)が「枯れる」ということから来ているとさています。
この概念は今では潜在的なもので、箸や茶碗などの和のものに限って感じるようです。
洋皿やスプーン、フォークなんかは全然気にしないですよね。
最近はエコの考えから割り箸を使わない店が増えては来ていますが、それでも日本料理屋では割り箸が主流です。これも「穢れ」の概念からなんですね。
このように箸は日本人にとって神聖なものです。
ちなみに僕は、箸には少しこだわっていて、8000円というわりと高めの箸を使っています。
毎日使うものですから、てきとうな箸を使っている人は少しこだわってみてはいかがでしょうか?