2016年8月14日日曜日

甲子園~水原

こんにちはアシスタントアドバイザーの水原です。

早いもので明日でもう8月の半分が終わってしまいますね。

さてさて前回はオリンピックについて書いたのですが、夏と言えばスポーツ関連でもう一つ話題になるのがありますよね。

そうです高校野球です。


野球やっている人ならだれでも一度は甲子園にあこがれるのではないでしょうか

そこで今回は甲子園について書きたいと思います!



と言いたいところなのですが、すみません実はあんまり高校野球詳しくないです。。。


ということでちょっと違った観点から甲子園について書きます。



みなさんは甲子園の名前の由来ご存知ですか?

有名なので多くの方が知っているかもしれませんが、


甲子園球場が完成した大正13年の干支が甲子(きのえね)だったことに由来します。




ところでみなさんは自分の生まれた年の干支を正確に言えますか?


十二支=干支  だと思っていませんか?


正しくは 十干+十二支=干支 です


十干(じっかん)という言葉を初めて聞いたって人が多いと思いますが、甲子でいう甲が十干に当たります。


ちなみに十干は次のような順です(音読み/訓読み)

甲 (こう/きのえ(木の兄))
乙 (おつ/きのと(木の弟))
丙 (へい/ひのえ(火の兄))
丁 (てい/ひのと(火の弟))
戊 (ぼ/つちのえ(土の兄))
己 (き/つちのと(土の弟))
庚 (こう/かのえ(金の兄))
辛 (しん/かのと(金の弟))
壬 (じ/みずのえ(水の兄))
癸 (き/みずのと(水の弟))

この十干と十二支が一緒に毎年変わっていきます。

例えばある年が「甲子」だったら
次の年は「乙牛」 
その次の年は「丙寅」
・・・
という感じです。


つまり10と12の最小公倍数の60通りだけ組み合わせがあり、60年でもとの干支に戻るので60歳を還暦として祝うんですね。

ちなみに今年の干支は「丙申」です

これを知っていても何の役にも立たなそうですよね、でも日本史とかではよく出てきます。

たとえば、辛亥革命は1911年の干支「辛亥」が由来ですし、
戊辰戦争は1868年の干支「戊辰」が由来です。
他にも甲午農民戦争とか壬申の乱とか探すといろいろとあります。


ほんとに甲子園関係なくなっちゃいましたが、こういった知識を知っておくと博識に思われますので、これを機に自分の干支を調べてみましょう!