2017年5月13日土曜日

漢字の成り立ち~水原

こんにちはアシスタントアドバイザーの水原です。


みなさん漢字の成り立ちってご存知ですか?

漢字はその成り立ちから4種類に分類されるのですが、あまりなじみがないかもしれませんのでぜひこの機会に覚えてみましょう!


漢字は、象形文字指事文字会意文字形声文字の4つに分類されます。


象形文字

おそらく一番有名ですね、ものの形をかたどって作られた字で、「山・川・月」などがこれに分類されます。


指事文字

絵としては描きにくい抽象的な概念を筆画の位置や組み合わせで表した字で、横棒の上に点をつけた「上」や下に点をつけた「下」などがこれに分類されます。


会意文字

象形文字や指事文字を組み合わせて、新しい意味持たせた字で、木を組み合わせてできた「林」や「森」などがこれに分類されます。


形声文字

その事柄の意味を表す漢字と読み方の音を表す漢字を組み合わせてできたもので、多くの漢字がこれに分類されます。例えば「銅」は「金」が金属であることを表し、「同」はその読みを表すので、同に意味はありません。





では最後に問題です

次の漢字は①~④のどれに分類されるでしょう?

ア、峠 イ、貝 ウ、中 エ、休






答え
ア③ イ① ウ② エ③


「休」は「人」が「木」に寄りかかって「休む」ことからきているため会意文字です!
「木」を「キュウ」とは読みませんよね?
アもエも会意文字という少し意地悪な問題でした。