こんにちはアシスタントアドバイザーの水原です。
今日はネズミ算という問題を紹介します!
ネズミは1ヶ月に子供を12匹産みます。その子供も1ヶ月後には子供を産めるようになり、その子供も1ヶ月後には....という形でどんどん増えていきます。
このある年の正月に1匹だったネズミは1年後には何匹に増えているでしょうか?
ただし、ネズミの寿命は1年以上はあるものとします。
どうですか?考える気が湧きますか?
すごく計算が大変そうですよね。。。
答えはこちらになります
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答え:1匹
複雑な計算問題だと思った人は甘いですよ!
ネズミは1匹だと子供を産めませんので、1年経っても1匹のままです。
ネズミ算とかいっておいて、ただのひっかけ問題でした(笑)
ちなみに本当のネズミ算は、『塵劫記』(1627 年)という昔の数学書に載っているもので、
原文
”正月にねずみ、父母いでて、子を十二ひきうむ、親ともに十四ひきに成也。此ねずみ二月には子も又子を十二匹ずつうむゆえに、親ともに九十八ひきに成。かくのごとく、月に一度ずつ、親も子も、まごもひこも月々に十二ひきずつうむとき、十二月の間になにほどに成ぞといふときに、二百七十六億八千二百五十七万四千四百二ひき。”
現代語訳
”正月に、ネズミの父と母があらわれて、子を12匹産み、親と合わせて14匹になる。このネズミは、二月に子ネズミがまた子を12匹ずつ産むため、親と合わせて98匹になる。この様に、月に一度ずつ、親も子も孫もひ孫も月々に12匹ずつ産むとき、12ヶ月でどれくらいになるかというと、276億8257万4402匹となる。”
すごく大変な計算になりそうですが意外と簡単で
2 × 7 × 7 × 7 × 7 × 7 × 7 × 7 × 7 × 7 × 7 × 7 × 7 = 27, 682, 574, 402
という計算になります。どうしてこうなるのか考えてみると面白いかもしれませんね!